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Thule Magazine vol.19 空手家/ピラティスインストラクター山口 睦貴Mutsuki Yamaguchi

1996年生まれ、東京生まれ 日本女子体育大学卒。
小学4年生から空手を始め、東京都空手道選手権大会において形・組手優勝経験多数あり。学生時代の多種多様な運動歴と空手スキルを活かし、在学中からフィットネススタジオの立ち上げ〜運営に携わる。現在は幼少期から夢だったアクション女優を目指し、カナダにワーキングホリデー中。

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悩みこむ前に
即行動

生まれてから今に至る簡単なプロフィールを教えてください

-小さいときから運動が大好き。アクティブで負けん気が強く、男の子とばかり遊んでいる子どもでした。水泳とミニバスに夢中だったのですが、小4のときに、弟が道場に通い始めたのをきっかけに空手の道へ。空手部出身の父の影響もあり、弟に負けたくない一心で始めたという感じです。空手はそれ以来ずっと続けていて、大学時代、道場での稽古中にフィットネスクラブの創設メンバーとしてスカウトされました。そのまま社員となり、空手とダンスを融合させたフィットネスのプログラム開発や運営に携わっていました。コロナ禍で改めて身体の使い方などを勉強するうちに、自分の道を極めたいという思いが強くなり、昨年会社を辞めました。現在はカナダでワーホリ中でして、ジャパニーズレストランで働きながら、空手やアクションの稽古や、空手のパフォーマンスを発信しています。(一時帰国中に取材しています)

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空手以外のスポーツでも活躍されたとか

-中学では軟式テニス部に入りました。全国大会で常連校だったのですが、初心者から始めて都でベスト32に。高校では陸上と硬式テニス、大学ではソングリーディング部というチアリーディングの競技的な部活に入りました。出身の日本女子体育大学のソングリーディング部は、世界一になったことがあるくらいの強豪なんです。当然周りはダンス経験者ばかりで、初心者は私だけ。最初は補欠でしたけれど、最終的にはセンターで踊れるまでになり、全国で3位にもなりました。その間も空手は続けていましたけれど、猛烈に打ち込む部活の息抜きに近い感じで、稽古は週1回程度でした。とはいえ、部活で培った基礎体力があったので、その間も空手の都大会で優勝したりもしていたんですけれど(笑)。空手は大きな声も出せるのでストレス解消にもなるし、上を目指せとは言われなかったから、楽しみながら続けてこられと思っています。

空手が一番好きな理由。その魅力とは

-大声が出せるので、発散できるというのが大きいです。礼儀作法とか強いメンタルを身につけられたというのもあります。テニスとかモノを使う競技って何より技術が大事という感じなのですけれど、空手は素手だし頼れるのは自分の力だけ。そのまっさらな状態のまま男性に勝つのは爽快です。男女関係なくひとりの空手家として認められているような感覚が嬉しくて、続けてこられたのかもしれないです。それに、身一つで戦って負けた先に、自分の弱さとか至らなさを知れるのも好きなんです。勝ったら自信になる、負けたらまだまだなんだなと自覚できるのは空手だけです。

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社会人になりトレーナーを始めて

-空手とダンスを融合したフィットネスクラブで働いていたのですが、ファッションが母体の企業だったので、服の展示会で空手の型を打つなど、パフォーマーとしての仕事だったり、お医者さまや元プロサッカー選手とプログラムを共同開発したり、いろいろな経験を積ませてもらいました。新卒ながら即現場だったので、実践から学ぶことが多かったです。少数精鋭でしたし、自発的に行動しなきゃダメだってことは痛いほど感じました。高校も新設校の一期生だったので、立ち上げははじめてではなかったのですが、仕事ですし新しいものを生み出すのはやはり大変で。辛いことや大変なことがあっても耐えられたのは、空手で培った精神力のおかげかもしれないです。空手以外に生徒さんに貢献できることはないかと考え、新たにピラティスを学んだことも自分の中では大きかったです。

なぜワーキングホリデーに

-コロナ禍でピラティスの資格をいくつか取得したことが転機になりました。身体の使い方を理解し、それを教えることが腑に落ちるというか自分のものになったという自信が、新たな人生を歩んでみよう、海外で挑戦してみようという気持ちにつながったように思います。両親が旅行好きだったので子どもの頃から海外が身近で、いつか住んでみたいという思いは以前からありました。座右の銘は、「悩みこむ前に即行動」。悩むくらいだったら動く! ワーホリに関してはコロナ禍もあって周りの人からは反対もされましたけど、そうと決めたら早い。仕事を辞めた1週間後には飛び立っちゃいました(笑)。カナダを選んだのは、コロナ禍でもスムーズにビザが取れたこと、そして短期留学したことがあり馴染みのあったことが大きいです。

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THULEを使ってみて

Thule EnRoute Backpack 26L

バックパックは、ほぼ毎日使っています。カナダでも日本でも道場通いが日常なのですが、道着ってとてもかさばるんですね。だから、今までは道着用とそれ以外のものを入れるバッグを常に2個持ちしていました。それが1つにまとめられ、それでも余裕があることに感激しました。カナダでは今日よりずっと荷物が多いんです。空手の型などを動画撮影しインスタなどで公開しているので、iPad、動画撮影用の三脚、ガジェットグッズは必須ですし、運動するので水筒に加えペットボトルを3〜4本、化粧品なども常に持ち歩いていたりします。それがすぽっと入るし、クッション性があるからいちいちiPadやパソコンもケースにいれなくてもいいのが本当に便利です。撮影中、公園の地面に置いておいても安心(笑)。スマホもさっと取り出せます。

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  • 道着:尚武
  • サングラス:A.Kjaerbede
  • タブレット:iPad Pro
  • イヤフォン:AirPods
  • モバイルコード:Apple
  • スマートフォン:iPhone12
  • サプリ:Marocell
  • 電動洗顔ブラシ:EGG device
  • クレンザー:OGANACELL
  • 香水:AUX PARADIS
  • ブラシ:AVEDA
  • ハンドクリーム:CHANEL
  • ヘア&ネイルバーム:Lala Vie
  • リップ:DIOR
  • ヘア&ネイルバーム:Lala Vie
  • ヘアオイル:uka
  • ハンカチ:not clear

それに、モノをたくさん入れても、常に佇まいが凛としているんです。フレームが強いから、中の重みで沈んでしまうとか縦に伸びてしまうことが一切なく、走っても揺れません。私、常に走っているので(笑)。だからといってスポーティすぎたり山歩きっぽくならず、女の子らしいファッションにも合うのも気に入っています。

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機内バッグとしても活躍しているとか

-キャリーバッグに取り付けられるので持ち運びもスムーズですし、機内バッグとしても大活躍です。収納力があるからたくさん持ち込めますし、機能的で何がどこに何が入っているかが一目瞭然。ワーホリ中はTHULE スーリーを背負ってカナダ各地も旅したいと思っています。
そうそう、オーガナイザー・パネルにキーベルトがついているのですけれど、私は本来つけるはずの鍵ではなくマスクをつけることも。カナダではもうマスクは一般的ではなく、限られた場所でしかつけないこともあり、一度外すとなくしてしまいがちだったのですが、収納場所を決めることで悩みが解消されました。

今後の展望を教えてください

-帰国後は、アクションもできる女優になりたいです。空手の動きを1つ1つ分解するとアクションに近い動きが多いんですね。実際、カナダで通う道場がそういったテクニカルなことを教えてくれるので、今は空手と同時にアクションも学んでいます。ピラティスを通して身体の使い方も理解できているし、ソングリーディングをやっていたから踊れるし、体力もある。この身体能力を活かせるのはアクション女優だと思い至りました。子どもの頃の夢は、仮面ライダーやスーパー戦隊のレッドだったから、いわば原点回帰。じつは、中学時代に演劇の道に進もうと思ったこともあるんです。空手や動画を見た方から短編映画やランウェイに出ないかという誘いもあるんですよ。今はカナダで経験を積み、自分の引き出しを増やしていく時期だと思っています。

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