ブランド初のバッグ製品として2010年に発売され、以来ThuleバックパックのアイコンとなるのがThule Crossover コレクション。
「Business, leisure or both (ビジネス、レジャー、そのどちらも) 」をコンセプトに、2度のアップデートを経た現行のThule Crossover 2は、世界を飛び回るビジネスにも、週末トリップやバケーションでも活躍するプレミアムなトラベル・コレクションです。
最大の特徴は、オンオフともに使いやすい上質なデザインに秘める、軽さと丈夫さの両立。
そして、このフラッグシップモデルの品質と機能を支えているのが、80年に渡る熟練したThuleのものづくり技術。今回は開発や品質試験の背景とともに、本バックパックをご紹介します。
ビジネスもレジャーも快適に飛び回れるプレミアムな設計のThule Crossover 2
研究開発と品質テストを通して、十分な耐久性と軽さのバランスを実現したドビー織ナイロンは、適度な光沢があり上質な印象を放ちます。
型崩れしない丈夫な構造に、オリジナルのメタルのロゴや引手を配し、上質な仕上がりに。
その収納力はThuleのラインナップでも随一。
複数ある荷室やポケット内は、中仕切り付きのSafeZoneポケットや、各所の充実したオーガナイザーなど整理が簡単。
大切なノートPCは、厚手のパッドが付いたSafeEdge仕様のポケットでしっかり保護します。
旅のシーンでは、スーツケースに固定するパススルーパネルや、パスポートなどの不正な読み取りを防止するRFIDブロックポケットを備え、安心、快適に移動が可能です。
Thule Crossover 2 Convertible Laptop Bag 15.6″
ブリーフケースとしてもバッグパックとしても使用できる多用途ビジネスバッグ。旅行から出張まで自在に使い回せます。
高品質を実現する研究開発
Thule Crossover 2の確かな品質を生み出すのが、自社内での研究開発と品質試験。ものづくりの旅は、創業の地、スウェーデンのヒラーストープにある開発・テスト施設から始まります。
スウェーデンの極寒の環境にも耐え、重いアウトドアギアを高速で運ぶカーキャリア製造で培った、耐久性と安全性。
さらに、スウェーデンブランドらしい使いやすさや、愛用したくなるデザイン。 このような製品を実現するため、Thuleは開発に年間約80億円も投資し、質実剛健なプロダクトを生み出しています。
開発のカギとなる工程の一つが、ライフサイクル分析。
ここでは製品の原料調達から製造、輸送、使用、廃棄に至るまで、製品が環境に与える負荷を数値化し、製品ライフサイクルの長期化を目指します。
“ものを長く使うことは環境に優しい” というThuleの信念のもと、この分析はタフな環境にも長く耐える設計の礎となっています。
北欧らしい洗練された色使いや、タイムレスなデザインもThuleプロダクトの魅力。世界三大デザイン賞を毎年獲得し、高く評価されています。
街でも自然でもすっと馴染むスタイリッシュさは、どんな冒険にも最適です。
高度な開発力と、ずっと愛用したくなるデザインが融合することで、長持ちする北欧のエコデザインを生み出しています。
耐久性を実証するThuleテストセンター
ヒラーストープ オフィスにはThuleテストセンターと呼ばれる自社施設を併設。
ここでは世界トップシェアを誇るカーキャリアや、バッグ、キッズ製品などすべての製品の品質試験を行います。
開設後も数十億円規模のリノベーションを繰り返しており、最新鋭機器を活用した高度な試験が可能です。
ここで実施される「Thuleテストプログラム」では、25項目以上ある独自の品質基準を設定し、その厳しい水準はISO規格をも凌駕します。
灼熱や極寒の気候を再現したり、耐荷重を超えて負荷をかける試験、化学物質やUV耐性検査、生地・縫製の強度、通気放熱性、落下試験など、科学的な知見から品質をチェックします。
試験は施設内だけにとどまらず、フィールドテストも実施。
アウトドアスポーツの世界チャンピオンなどを擁するトップアスリート集団 “Thule クルー” と協同した、ときにエクストリームを極める環境での使用テストです。
彼らのフィードバッグから得た知見の積み重ねが、Thuleの高品質で実用的な製品開発に信頼性を与えています。
このように、極限のアウトドア環境も知るThuleが定める基準をクリアした製品だけに、「THULE」のロゴが与えられるのです。